第61回 ( 2015年 ) PM1~PM5

臨床検査技師国家試験第61回 ( 2015年 )
スポンサーリンク

1. EDTA加血漿で検査できる項目として尿酸アルブミンがある

  • EDTAは2価の金属イオン ( 鉄・銅・活性中心に亜鉛を含むALPなど ) とキレートするため ,これらの測定では低値となる

2. 生化学検査データの偶発誤差を検出する項目間比として使用するものに Na / Cl が挙げられる

  • NaとClは相関して変動するため項目間比に利用される

3. 試験紙法による尿検査で尿路細菌感染症において陽性を示すものに亜硝酸塩がある

  • 細菌が尿中の硝酸塩を亜硝酸塩に還元することを原理としている ( 硝酸還元性が陰性の尿路細菌感染症原因菌も存在するため ,陰性であれば尿路細菌感染症を否定できるというわけではない )

4. 脳脊髄液検査で細菌性髄膜炎において低下する項目にがある

  • 脳脊髄液中の糖 ( 基準値:50~80 mg / dl ) を細菌が消費するため低下する

5. 免疫学的便潜血検査

  • 痔の出血も検出できる
  • 化学的方法より検出感度は高い
  • 上部消化管出血では検出感度が低下する
  • 検査前に肉食の摂取制限が不要である
  • 便の長期保存で検出感度が低下する
    • 免疫学的便潜血検査はヒトヘモグロビンに特異的に反応するが ,上部消化管出血や便の長期保存などのヘモグロビン変性が疑われる場合では検出感度が低下する
タイトルとURLをコピーしました