第61回 ( 2015年 ) PM26~PM30

臨床検査技師国家試験第61回 ( 2015年 )
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26. 健常成人の脳波のα波

  • 後頭部優位に出現する
  • 開眼によって抑制される
  • 左右対称性に出現する
  • 周波数は8~13 Hzである
  • 振幅は30~50 μVである

27. 前庭神経は聴覚誘発脳波記録時にインパルスが通過しない

  • 音刺激はⅠ波 ( 蝸牛神経 ) → Ⅱ波 ( 蝸牛神経核 ) → Ⅲ波 ( 上オリーブ核 ) → Ⅳ波 ( 外側毛体 ) → Ⅴ波 ( 下丘 ) → Ⅵ波 ( 内側膝状体 ) の順で伝わる

28. 56歳の男性. 右正中神経を手掌 ,手首 ,肘の各部位で電気刺激した際の短拇指外転筋における運動神経伝導検査所見を示す.

  • 手首から手掌が病変部位である
  • それぞれの部位の神経伝導速度は 手首~肘間が235 mm / ( 11.15 ms-6.85 ms ) ≒ 55 m / s ,手掌~手首間が80 mm / ( 6.85 ms-1.95 ms ) ≒ 16 m / s となる. 正中神経の伝導速度は50~70 m / sが基準値であるため手首~手掌間の伝導速度が低下しており ,病変部であるといえる

29. ポイント・オブ・ケア・テスティング < POCT > の対象となるものに血糖 ( 糖尿病 ) ・尿中hCG ( 妊娠 ) ・トロポニン ( 急性心筋梗塞 ) ・血清カリウムなどがある

  • POCTの対象検査は迅速測定が必要な病態が関わるものである
  • プロラクチンなどのホルモンは迅速測定が必ずしも必要ではない

30. Michaelis-Mentenの式に従う酵素反応において ,基質濃度をKm値の3倍とし ,反応速度を最大反応速度に対する百分率で表したとき75 %となる

  • Michaelis-Mentenの式はv = Vmax ・[ S ]  / Km + [ S ] であり ,基質濃度 [ S ] に3Kmを代入するとv = 0.75 Vmaxとなり ,75 %となる
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