1. 特定の薬剤の効果や副作用を投与前に予測するための検査をコンパニオン検査という
2. IOS 15189 による臨床検査室の継続的な品質管理の4つのサイクルは計画 ( plan ) ,分析・評価 ( check ) , 検査実施・精度管理 ( do ) ,対応策実施 ( action ) のPCDAサイクルである
- 施設間比較 ( comparison ) は含まれない
3. 検査部門の管理と運営
- 測定装置や機器はメンテナンスが必要である
- 採血後の針はリキャップせずに廃棄する
- 検査終了後の血液は感染性産業廃棄物として廃棄する
- 外来採血時の呼び出しはプライバシー保護の観点から患者名でなくともよい
- 検査マニュアルは検査の手順についてまとめたものである
4. 髄液採取時の出血で検体中に血液が混入したとき ,1μl中の髄液実細胞数をA・髄液赤血球数をB・末梢血赤血球数をC・末梢血白血球数をDとすると赤血球補正による髄液細胞数算定の式はA-B×D / Cと表すことができる
5. 尿検体を室温で6時間放置した場合の変化
- pHは細菌の増殖によりアルカリ化する
- 比重は濃縮により高値 ( 1.030以上 ) になる
- ブドウ糖は増殖した細菌に消費されて減少する
- ビリルビンはビリベルジンに変化して減少する
- 尿沈査中の赤血球は崩壊により減少する