71. 細菌の遺伝物質
- 染色体は核膜で覆われていない ( 原核生物 )
- プラスミドは二本鎖DNAである
- Fプラスミドは性の決定に関与する
- Rプラスミドは接合によって伝達される
- 形質導入とはバクテリオファージを介した現象である
- Rプラスミドは薬剤耐性に関与する
72. 血中薬物モニタリング < TDM > が必要な抗菌薬にバンコマイシン ( グリコペプチド系 ) ・テイコプラニン ( グリコペプチド系 ) ・アミノグリコシド系薬などがある
73. 結核・水痘・麻疹は空気感染予防策が必要となる
- 感染経路別予防策には空気感染予防策・飛沫感染予防策・接触感染予防策の3つがある
74. 長期入院患者が抗菌薬投与中に下痢を発症した場合に最も考えられるのはClostridium difficile関連下痢症 ( 偽膜性大腸炎 ) である
75. Salmonella enterica subsp.enterica の serovar Typhi と serovar Paratyphi Aの鑑別に有用な検査はリジン脱炭酸テストである ( serovar Typhiは陽性 ,serovar Paratyphi Aは陰性 )
- このほか ,ガス産生性も異なる ( serovar Typhiは陰性 ,serovar Paratyphi Aは陽性 )