第62回 ( 2016年 ) PM71~PM75

臨床検査技師国家試験第62回 ( 2016年 )
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71. 微生物-有効な消毒薬

  • 酵母-次亜塩素酸ナトリウム・クロルヘキシジン
  • 糸状菌-次亜塩素酸ナトリウム
  • 結核菌-ポビドンヨード
  • ウイルス-消毒用エタノール・次亜塩素酸ナトリウム
  • 有芽胞菌-グルタラール
    • 次亜塩素酸ナトリウムは消毒用エタノールに抵抗性のあるノンエンベロープウイルス ( ノロウイルスなど ) にも有効である

72. 基質拡張型β-ラクタマーゼ ( ESBL ) 産生菌の治療に有効な抗菌薬はカルバペネム系である

73. 不活化ワクチンが使用されるものとしてB型肝炎インフルエンザがある

  • 生ワクチンが使用されるものには麻疹・風疹・流行性耳下腺炎・水痘・結核 ( BCG ) などがある

74. 膿性痰のGram染色標本

喀痰の35 ℃ ,24時間培養ではチョコレート寒天培地に発育したが ,血液寒天培地とBTB乳糖寒天培地には発育が認められなかった.

  • Haemophilus influenzae ( グラム陰性桿菌 ) が考えられる
  • Haemophilus influenzaeは発育にX因子およびV因子を要求するため ,血液寒天培地では発育せずチョコレート寒天培地で発育する

75. 新生児髄膜炎患児の脳脊髄液をチョコレート寒天培地 ,5 %ヒツジ血液加寒天培地およびBTB乳糖寒天培地に分離培養した. 後二者の培地を示す. 集落からのGram染色所見はGram陽性球菌であった.

  • Streptococcus agalactiaeが考えられる
  • 新生児髄膜炎の起炎菌はE.coli ( グラム陰性桿菌 ) ・Streptococcus agalactiae ( グラム陽性球菌 ) ・Listeria monocytogenes ( グラム陽性桿菌 ) が代表である
  • Streptococcus agalactiaeListeria monocytogenes は類似するコロニーを形成するが , Streptococcus agalactiaeはBTB乳糖寒天培地に発育せず ,Listeria monocytogenesはBTB乳糖寒天培地に発育する
  • Streptococcus agalactiaeおよびListeria monocytogenesは血液寒天培地上でコロニーの外周と同程度の狭いβ溶血環を示す
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