16. 心電図のアーチファクト除去

- 交流障害がみられるため付近の電気機器のプラグを抜くなどの対策をする必要がある
- 交流障害は50 Hzまたは60 Hzの規則正しい細かな波の混入が認められる
- 対策として上記のほか ,アース線・右足誘導コード・シールド線などの断線がないか ,接続に問題はないか ,皮膚との接触は問題ないかを確認する
- 枕を高くする・リラックスするよう促すなどは筋電図の除去に ,息止めをおこなう・両手首の汗を拭きとるなどは基線の動揺の除去に有効である

好酸球
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17. 疾患-心電図所見
- 心筋梗塞-ST上昇・異常Q波・冠性T波
- 第1度房室ブロック-PR時間延長
- 完全右脚ブロック-QRS幅延長
- WPW症候群-デルタ波の出現・PR時間短縮・QRS幅延長
- 心房細動-RR間隔不整・f波の出現
18. トレッドミル運動負荷心電図検査で多源性心室性期外収縮の出現 ( 危険な不整脈 ) や0.5 mVの水平型ST低下 ( 有意な心電図変化 ) を認めた場合は直ちに負荷を中止しなければならない
19. 機能的残気量を決定する因子として胸郭の拡張力や肺の弾性収縮力がある
20. クロージングボリューム測定における単一窒素呼出曲線

- ①は解剖学的死腔 ②は肺活量 ③は残気量 ④はクロージングキャパシティ ⑤はクロージングボリュームである