76. 髄液の墨汁標本から推定される菌種の特徴

- 莢膜を保有する
- 発芽管を形成しない
- 仮性菌糸を形成しない
- ウレアーゼを産生する
- 厚い莢膜がみられるCryptococcus neoformansの墨汁標本である
- 発芽管形成・仮性菌糸形成・厚膜胞子形成はCandida albicansの特徴である
77. ワクチン接種で予防可能な髄膜炎の原因菌はHaemophilus influenzaeとStreptococcus pneumoniaeである ( ※ )
- 任意の自費負担であればNeisseria meningitidisのワクチンも存在する
※ 解複数 ( 選択肢を2つ選ぶ問に対して解が3つ ) の問題
78. イムノクロマト法による抗原検査がおこなわれているウイルスにRSウイルスやインフルエンザウイルスがある
- このほか ,アデノウイルス ( 風邪症候群 ) ・ノロウイルス ( ウイルス性胃腸炎 ) ・ロタウイルス ( 乳幼児嘔吐下痢症 ) などがある
79. 細胞障害性T細胞のT細胞レセプターは抗原提示細胞からの刺激を受ける
- T細胞レセプターはα鎖とβ鎖が共有結合している
80. 免疫グロブリン
- IgGは胎盤通過性がある
- IgDはB細胞に存在する
- IgEは肥満細胞に結合する
- IgGは補体活性能がある
- IgAは分泌成分と結合している