86. 血清補体価 ( CH50 ) の測定で用いられる反応は溶解反応である
- CH50の検査にはMayer法が用いられる
87. タイプ・アンド・スクリーンは患者の血液型と不規則抗体の検査を術前に済ませる
- RhDが陽性で不規則抗体が検出されない場合は術前に交差適合試験は実施せず ,輸血が必要となったときに在庫のABO同型の血液製剤と交差適合試験を実施し ,生理食塩液法で適合する製剤を直ちに供給する方法である
88. カラム法による血液型検査の結果

- オモテ検査O型 ,ウラ検査AB型 ,RhD陰性である
- 抗A・抗B・抗D抗体と患者血球の反応は陰性 ,A・B血球と患者血漿の反応も陰性である
- コントロール血清との反応も陰性である
89. 貯血式自己血輸血
- 同種免疫を防止できる
- 待機的手術で適応となる
- 取り違え輸血の可能性がある
- 保管管理体制が必要である
- 家族血は代用することができない
- 緊急手術でも利用できるのは希釈式自己血輸血である
90. 昭和25年 ( 1950年 ) から平成26年 ( 2014年 ) までの65年間の我が国の人口動態統計で ,粗死亡率でみた死因の第1位となった年次の回数が最も多いのは悪性新生物である