第64回 ( 2018年 ) PM36~PM40

臨床検査技師国家試験第64回 ( 2018年 )
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36. 短期の栄養指標として用いられる血漿蛋白にはトランスサイレチン ( 半減期:約2日 ) やレチノール結合蛋白 ( 半減期:約半日 ) がある

37. 血清尿素窒素濃度をウレアーゼ・グルタミン酸脱水素酵素法の終点法で測定した. 血清0.02 mlに試薬1.98 mlを加えたところ , 340 nmの吸光度が0.630低下した.

窒素 ( N ) の原子量は14 , NADHのモル吸光係数は6.3×103 L・mol-1・cm-1とする.

  • 血清尿素窒素濃度は14 mg / dlとなる

1 molの尿素は尿素窒素28 gに相当し , 1 molの尿素から2 molのアンモニアが生成する. 尿素窒素濃度はアンモニア濃度の半分である.

0.630=6.3×103× ( 0.02 / 2.00 ) ×X×1

X=0.01 mol / L=1 mmol / dl ( アンモニア濃度 )

1 mmol / dl×1 / 2=0.5 mmol / dl

したがって , 尿素窒素濃度は0.5×28=14 mg / dlとなる

38. 血清ビリルビン

  • 直接ビリルビン ( 抱合型 ) はグルクロン酸や硫酸と結合している
  • 酸化されるとビリベルジンとなる
  • 新生児黄疸では間接ビリルビン ( 非抱合型ビリルビン ) が高値となる
  • 直接ビリルビン ( 抱合型 ) はジアゾ試薬と直接反応する
  • バナジン酸酸化法は吸光度の減少を測定する

39. 酵素反応

  • 非拮抗阻害では最大反応速度は低下する
  • 拮抗阻害では基質濃度が高いほど阻害率は低くなる
  • 1次反応領域の酵素反応速度は基質濃度に比例する
  • Michaelis-Mentenの式は基質濃度と反応速度の関係を表している
  • 酵素活性の測定は酵素反応速度が酵素量に比例することを利用している

40. 日本臨床化学会 < JSCC > 勧告法で合成基質が使用されているのはALPγ-GTである

  • CK・LD・ASTは活性測定に生体内の基質が使用されている
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