56. 子宮頸部細胞診のPapanicolaou染色標本の腫瘍細胞所見

- 核の増大 , 核小体明瞭 , 核の大小不同 , 細胞質淡明の特徴から腺癌を考える細胞所見である
57. 頸部リンパ節穿刺吸引細胞診のPapanicolaou染色標本

- 壊死性背景にオレンジG好染性の扁平上皮癌がリンパ節転移した像である
58. 医薬用外劇物に指定されているものにメタノールやホルムアルデヒドなどがある
- このほか , キシレンや塩酸も医薬用外劇物に含まれる
- ホルムアルデヒドは特定化学物質の第2類物質にも該当する
59. 骨髄穿刺液のMay-Giemsa染色標本

- 矢印で示されるのは , 泡沫状の細胞質をもち , 楕円形の核をもつマクロファージである
- マクロファージは貪食作用があり , 貪食したものの抗原を提示し , サイトカイン産生もおこなう. 変性コレステロールを取り込んで動脈硬化の形成にも関与している
- 免疫グロブリンの産生は形質細胞がおこなう
60. 血小板の粘着は一次止血である