86. 不規則抗体スクリーニングで抗Eと抗cが検出された患者のRh血液型はCCDeeである
- 不規則抗体は保有していない抗原に感作されて産生されるものであるため ,検出された抗体と同じ型 ( 抗原 ) は保有しない
87. 1989年に検査がおこなわれるようになり ,日本での輸血後肝炎の減少に大きく貢献した検査項目はHCV抗体検査である
- HBs抗原は1972年から ,HIV抗体・HTLV-1抗体は1986年から実施されている
88. 患者の間接抗グロブリン試験による不規則抗体スクリーニングの反応結果の写真とパネル血球のアンチグラム

- 血液型抗原がⅡ血球のみ陽性であることから ,ⅠおよびⅢ血球が陰性の抗原に対する不規則抗体が考えられ ,抗E抗体であると考えられる
89. 血液製剤-保管温度
- 赤血球液-2~6 ℃
- 洗浄赤血球-2~6 ℃
- 濃厚血小板-20~24 ℃
- 新鮮凍結血漿--20 ℃以下
- アルブミン製剤-室温 ( 凍結を避けて30 ℃以下 )
90. 患者調査
- 層化無作為抽出法である
- 受療率・平均在院日数・推計患者数が分かる
- 3年ごとに実施される
- 医療施設管理者が紙の調査票やオンライン調査票に記入する
- 歯科診療所が調査対象に含まれる