第65回 ( 2019年 ) AM11~AM15

臨床検査技師国家試験第65回 ( 2019年 )
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11. ADH不適合分泌症候群 < SIADH >

  • 尿量減少による溢水がみられる
  • 尿浸透圧が高い
  • 意識障害を生じる
  • 低ナトリウム血症がみられる
  • 病因として肺小細胞癌がある
    • 脱水はみられない

12. 高リン血症は腎不全で認められる電解質異常である

13. 血球貪食症候群

  • 血小板数-低値
  • 白血球数-低値
  • 血清フェリチン-高値
  • 血漿フィブリノゲン-低値
  • 血清トリグリセライド-高値

14. 酸塩基平衡

pH 7.32 基準値:7.35~7.45
Paco2 27 Torr 基準値:35~45 Torr
HCO3 13 mmol / L 基準値:22~26 mmol / L
Na 138 mmol / L 基準値:135~145 mmol / L
K 4.5 mmol / L 基準値:3.5~5.0 mmol / L
Cl 102 mmol / L 基準値:98~108 mmol / L

の結果から考えられるのは糖尿病性ケトアシドーシスである

  • 代謝性アシドーシスはアニオンギャップ ( AG ) の値 ( 正常 or 高値 ) により2種類に分けることができる
  • アニオンギャップ ( AG ) は [ Na] - ( [ Cl] + [ HCO3] ) により算出することができ , 上記の場合では138- ( 13+102 ) =23となり , AG ( 基準値:12±2 mmol / L ) が上昇しているため , 高アニオンギャップ性代謝性アシドーシスが考えられる
  • 糖尿病性ケトアシドーシスや乳酸アシドーシスはアニオンギャップ ( AG ) が上昇する高アニオンギャップ性代謝性アシドーシスである
  • 尿細管性アシドーシスや下痢はアニオンギャップ ( AG ) が正常の代謝性アシドーシスである

15. 空腹時血清中の総コレステロール350 mg / dl , トリグリセライド105 mg / dl , HDL-コレステロール49 mg / dlのとき , Friedwaldの計算式から求めたLDL-コレステロール値は280 mg / dlとなる

  • Friedwaldの計算式: ( LDL-コレステロール ) = ( 総コレステロール ) - ( HDL-コレステロール ) - ( トリグリセライド / 5 )
  • 上記の問題の場合 350-49- ( 105 / 5 ) =280 [ mg / dl ] となる
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