第65回 ( 2019年 ) AM31~AM35

臨床検査技師国家試験第65回 ( 2019年 )
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31. イオン選択電極法による測定では臭素中毒により血清Cl ( 基準値:98~108 mEq / L ) の異常高値が生じる

  • Cl測定のイオン選択電極膜は第4級アンモニウム塩であるためハロゲン属イオンの影響をうけて正誤差 ( 高値 ) となる
  • 嘔吐・尿崩症・Cushing症候群では血清Na ( 基準値:137~147 mEq / L ) が高値となり , Addison病では血清Naが低値となる

32. 患者血清のLDアイソザイムパターン

  • 心筋 , 赤血球由来のLD1 , LD2優位型であることから考えられる疾患は心筋梗塞溶血性貧血である
  • LDアイソザイムは陽極からLD1・LD2・LD3・LD4・LD5の順に電気泳動される
  • 急性肝炎および横紋筋融解症はLD4 , LD5優位型を示す
  • 急性リンパ性白血病ではLD2 , LD3優位型を示す

33. log2=0.301のとき , 吸光度が0.903の透過率 [ % ] は12.5となる

  • 吸光度 ( A ) と透過率・透過光 ( I  ) の関係はランベルト・ベールの式からA=log ( I0 / I ) =ε・C・d ( ε:モル吸光係数・C:濃度・d:光路長 ) , 入射光 ( I0 ) を100%としてA=log ( 100 / I ) となる

上記の場合では

  • 0.903=log ( 100 / I )
  • 0.903=3×0.301=3×log2=23
  • 23=100 / I
  • I=12.5

となる

34. アミノ酸-分類

  • リジン-塩基性アミノ酸
  • アルギニン-塩基性アミノ酸
  • ヒスチジン-塩基性アミノ酸
  • アスパラギン-中性アミノ酸
  • グルタミン酸-酸性アミノ酸
    • ”アスパラギン”は中性アミノ酸であるが、”アスパラギン酸”は酸性アミノ酸である

35. ビウレット法

  • 血清総蛋白の定量法である
  • キレート呈色反応である
  • 呈色反応は強アルカリ性下でおこなう
  • 測定試薬は青色である
  • 呈色はペプチド結合の数に比例する
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