66. 真性赤血球増加症 < PV > ではJAK2遺伝子変異が高頻度でみられる
- このほか , 本態性血小板血症や原発性骨髄線維症においてもJAK2遺伝子変異が認められることがある
67. 肝硬変や播種性血管内凝固 < DIC > では血小板減少とPT延長をともに認める

68. 細菌-酸素要求度
- Campylobacter jejuni-微好気性
- Fusobacterium nucleatum-偏性嫌気性
- Neisseria gonorrhoeae-通性嫌気性
- Pseudomonas aeruginosa-偏性好気性
- Streptococcus pyogenes-通性嫌気性
- このほか , 微好気性菌にはHelicobacter pyloriなどがある
69. 消毒薬-水準
- ポビドンヨード-中水準消毒薬
- 消毒用エタノール-中水準消毒薬
- グルタルアルデヒド-高水準消毒薬
- 塩化ベンザルコニウム-低水準消毒薬
- 次亜塩素酸ナトリウム-中水準消毒薬
70. 髄膜炎が疑われる患者の髄液を5%ヒツジ血液寒天培地 ( 左 ) とチョコレート寒天培地 ( 右 ) の分画培地で35℃ , 24時間 , 炭酸ガス培養した写真を示す. 髄液のGram染色では多数の好中球と共にGram陽性球菌が認められた. 分離菌はBTB乳糖寒天培地に発育せず , カタラーゼ試験陰性 , オプトヒンに感性を示した.

- Streptococcus pneumoniaeが推定される
- Streptococcus pneumoniaeはα溶血を示し ( 集落はときにムコイド状 ) , カタラーゼ試験陰性 , オプトヒン感性 , 胆汁溶解テスト陽性を示すグラム陽性球菌である