91. 我が国の平成30年 ( 2018年 ) の食中毒統計で患者数が最も多いのはノロウイルスである
- 例年 , ( ウイルス性および細菌性を含めた全体の ) 食中毒患者数は圧倒的にノロウイルスによるものが多い
- 細菌を原因とする食中毒ではカンピロバクターによるもの ( 細菌性食中毒ではほとんどの年で最多 ) とウェルシュ菌 ( Clostridium perfringens ) によるものが多い
92. 新生児マス・スクリーニングの対象疾患のうち , タンデムマス法が導入されて追加されたのはプロピオン酸血症とメチルマロン酸血症である
93. 目的-専門機関
- 環境の保全-国連環境計画 ( UNEP )
- 識字率の向上-国連教育科学文化機関 ( UNESCO )
- 食糧の安定供給-国連食糧農業機関 ( FAO )
- 医薬品の安全管理・国際疾病分類 ( ICD ) の作製-世界保健機関 < WHO >
- 労働者の作業環境改善-国際労働機関 ( ILO )
94. 患者調査
- 受療率が分かる
- 3年ごとに実施される
- 平均在院日数が分かる
- 医療機関を対象として調査する
- 医療費に関する調査項目が含まれるのは国民医療費である
95. 超音波 < 1 MHz > の吸収係数が小さいものに水がある
- 空気や骨は吸収係数が大きい
96. 図の回路でA-B間の合成抵抗 [ kΩ] は20 kΩである

- 平衡した状態では20 kΩの抵抗には電流が流れないため , 図の回路は2組の10 kΩと30 kΩの抵抗が直列接続した合成抵抗の並列回路と考えることできる
- 合成抵抗は
( 10 kΩ+30 kΩ ) × ( 10 kΩ+30 kΩ ) ÷ [ ( 10 kΩ+30 kΩ )+( 10 kΩ+30 kΩ ) ] =20 kΩ となる
97. 理想的な演算増幅器の特徴
- 電圧増幅度が大きい
- 差動増幅器として働く
- 出力インピーダンスが小さい
- 入力インピーダンスが大きい
- 供給電源電圧の範囲内で作動する
98. カプノメータに用いられるのは赤外線である
- カプノメータは ( 人工呼吸器による呼吸管理中の患者の ) 呼気ガス中の二酸化炭素濃度を測定する
99. AとBの理論演算を模式化した図を示す. 網掛け部分を示すのはどれか.

- 図の網掛け部分はAとBの理論和であるORの領域を否定する領域を示している
- したがって , 否定理論和のNORであるといえる
100. 分子の大きさを分離分画の原理とする分離法にゲル濾過クロマトグラフィやSDS-ポリアクリルアミド電気泳動がある
- 逆相クロマトグラフィは物質の極性の違いを , アフィニティクロマトグラフィは物質とリガンドの結合親和性を , セルロース・アセテート膜電気泳動は物質の荷電量の違いを原理とした分離法である