裏解答で臨床検査技師国家試験に受かるための具体的な勉強法

勉強法
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勉強法の大枠と考え方については臨床検査技師国家試験の勉強法と最短で合格するための思考法の記事で【 裏解答 】で勉強していくことが効率がよく無駄がないということを説明しました。

で、裏解答で勉強するってどうすればいいのか?

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裏解答を使った勉強法

裏解答を使ってどのように勉強するか?

それは、裏解答を作って自分の勉強の型に当てはめるだけです。

書くことで覚えられる人、読むことで覚えられる人など、それぞれ覚えやすい方法があると思うので、基本はそれに当てはめて覚えるだけでOKです。

あくまで参考ですが、私が実際にやっていた方法は裏解答を作って選択肢のキーワードを緑のマーカーなどで塗りつぶして ( あるいはオレンジ色のインクを使って ) 赤色の下敷きで隠してベッドに寝っ転がって声に出して読む方法でした。裏解答を一通り覚えたら、問題を解いてました。

眠たくなったらそのまま仮眠してました…

人前や電車内などでは声に出して読むことはできないので、黙読でしたが、基本的にいつもこの型でやっていました。

この方法が万人に合う方法とは思えませんが、個人的にはラクなやり方かなと思います。一度、裏解答を作った後はペンも持ちませんし暗記作業はベッドの上です 笑

今から勉強するぞ!!っていうハードルが下がるというか、勉強に対する障壁は低い方法かなぁと個人的には思います。

勉強の型を作って ( 振り返って ) さらに無駄を省く

勉強法が確立されてない方はこれを機に勉強の”型”を作ることも必要です。

1つ勉強法の”型”を決めてしまえば後はただの繰り返し作業です。

「 型という型なんかないよ、今までフィーリングで来たぜ!」という人は ( いるか分かりませんが ) 国家試験を受けるまでに何かしらの勉強はしたことがあるはずです。高校受験や資格取得、学校の試験など、今までの勉強のやり方を一度、振り返ってみて下さい。

振り返ったらするべきことがあります。

その勉強法から徹底的に無駄を省いてください。

臨床検査技師国家試験の勉強法と最短で合格するための思考法の記事でも書きましたが、国家試験の試験日は決まっており、時間は有限です。実施も年に一回で落ちてもいいことなんか何もありません。病院なら内定も普通に取り消されるところがほとんどです。不合格後、諦めずに資格取得を目指すとしても、さらに追加で1年以上勉強を強いられることになり精神的にもキツイです。勉強法の軸を決めずにダラダラやって、何年もやっているうちに諦めることになるかもしてません…

内定を取り消されなかったとしても、無資格の為に職場での立場がなんか微妙な感じになることもしばしば…です。

無情ですが国家試験というのはそうゆうものです。今まで何人も見てきました。

しつこいですが、無駄を省いて時間を有効に使いましょう。

勉強において具体的に無駄を省く方法

時短できることはすべて時短です。

上記で紹介した、私の勉強法を例に挙げると

  • 書くことより喋るほうが早い → 書くことはやめて読むことにした
  • 教科 ( 参考書 ) を横断して本をめくるのは効率が悪い → ( 裏解答を作るための ) 参考書は一冊に絞った
  • 問題を周回するときに問題冊子をめくったり、解答を紙に書く時間がもったいない → 問題が掲載されているサイトをスクショ ( 問題 → 解答の順 ) してスマホで画像をスワイプして解いていく方法にした

とかです。細かいところも含めると他にもありますが、徹底的に無駄は省きました。

ちなみに、 ”問題が掲載されているサイトをスクショ ( 問題 → 解答の順 ) してスマホで画像をスワイプして解いていく方法にした”ですが、かなり意味不明ですよね。今の受験者は知らないかもしれないですが、某国立大学が運営していた臨床検査技師国家試験で有名なサイトがあったのです。

”知識の泉”というサイトだったのですが、現在は閉鎖されたようです。

問題の周回に関しては、スマホアプリとかでも少しは時短になるかなぁと思います。( 私はアプリの通信のラグタイムがうざかったので、使わなかったですが )

余談ですが、私がなぜここまで時間にうるさかったかというのは、国家試験に落ちたら前述した悲惨なことになるということもそうですが、それよりもアルバイトで忙しくて時間がなかったのです。国家試験のある2月の試験日ぎりぎりまでアルバイトを掛け持ちでしていました、、、( おもに県外就職のための引っ越し代と生活費ですね、、、 )

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苦手な科目はバッサリ切り捨ててOK

と、言っても問題数が多い臨床化学・病理組織細胞学・臨床生理学などをまるまる全て捨てるというのはさすがに×です。

例えば、

臨床生理学の特に心電図が苦手で理解に時間がかかる ( 他の伸ばせる科目を勉強する時間が減る ) → 心電図問題は捨てる というのはOKです

ちなみに私は計算問題が苦手だったので、すべて捨てていました・・・!

はじめから理解することを放棄して捨てようと決めていたため、問題を解いていて計算問題が出てきても当たり前のように飛ばしていました。

臨床検査技師国家試験は総合得点で120点以上取れれば合格なので、このように××は捨てるなどしても他の得意科目でカバーしながら勉強できるのでその点はとても楽な試験だと思います。

臨床検査技師国家試験以外で私が受けたことのある資格試験に甲種危険物取扱者や毒物劇物取扱責任者という資格があるのですが、これらの試験は”法令・物理学及び化学・危険物の性質と火災予防”などの科目それぞれで60%以上の正答などの合格基準があるので、”××は捨てる”というやり方が通用しないのです。

それに比べると臨床検査技師国家試験は柔軟に勉強ができます。

医師国家試験や薬剤師国家試験では禁忌肢があったりしますよね?その選択肢を選んだだけでゲームオーバーという、、、

しかし、臨床検査技師国家試験には禁忌肢というのも今のところありません。

つまり、臨床検査技師国家試験は苦手な科目を無理して伸ばさなくても、得意な科目でそれを補うなど柔軟なやり方で勉強を進められるということです。

まとめ

長々と書きましたが、一言でまとめると”裏解答を作って、徹底的に無駄を省いた上で自分の勉強の型に当てはめて覚えること”ですね。

実際に私は過去問の裏解答を覚えるだけの方法で、臨床検査技師国家試験だけでなく、甲種危険物取扱者試験 ( 学生時代に取得 ) ・毒物劇物取扱責任者試験 ( 学生時代に取得 ) ・二級臨床検査士試験 ( ※ ) をクリアできました。”裏解答を作って自分の勉強の型に当てはめて覚えるだけ”というのは自分の経験上、再現性があるため一番勧めている勉強法です。

日本臨床検査同学院が年1回実施している臨床検査技師の分野別の上位資格のようなものです。

臨床検査技師国家試験を含め、上記の資格試験はどれもほぼ暗記ゲーという共通点がありますが、裏解答を使った勉強法は暗記量がモノをいう試験と親和性が高いと感じます。

勉強の”型”を決めてしまえば後はもうただの作業でしかなく、そこまで勉強に苦痛を感じることもないです。この方法のしんどい部分をあえて言うなら、はじめに裏解答を作る作業が一番しんどい、、、ということだけですね。

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