臨床検査技師国家試験に落ちる人のパターン【 不合格・国試浪人 】身近で落ちた4人の末路

勉強法
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落ちる人には傾向や共通点があると思いますか?

プラスミドはあると思います。 この記事では不合格になる人にスポットを当てて解説をしていきます。
第66回臨床検査技師国家試験では4854人が受験して3472人が合格している ( 合格率71.5% ) ので、単純に計算すると約1382人が不合格になっています。
臨床検査技師国家試験は受験資格が定められている試験なので冷やかし受験や記念受験は基本的にはないですよね。
基本的にと言ったのは、臨床検査技師国家試験は医師・歯科医師、所定の単位を取得した薬学部・獣医学部の卒業生も受験することができるからです。
( このようなルートで受験する人のことは今回の記事では除外します )

ファージ
ファージ

少し重い話題です。

しかし、実際に不合格になってしまった人にも読んでよかったと思ってもらえるようにできるだけ詳しく解説をします。

現役時に落ちた身近な人のその後についても触れていますので、ぜひ参考にして下さい。

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■ 落ちる人にはパターンがあります

プラスミド自身、現役時~就職してから現在までに国家試験に落ちた人を何人も見てきましたが ( ときには落ちた人の勉強にも関わったり ) 、落ちる人にはパターンがあると感じたのでそのパターンを列挙していきます。

【 落ちる人のパターン ( の数が多いほど危険 ) 】

  • 単純に勉強不足、勉強を開始する時期が遅すぎた
  • 大学自体が国家試験対策に力を入れておらず周りに流される ( ※ )

※ 一部の上位国立大学はその大学を卒業したという学歴のほうが臨床検査技師になることよりも価値があると考えている学生が多いため除きます ( わざと勉強していないため ) 。ここでいう” 大学自体が国家試験対策に力を入れていない”というのは一部の上位国立大学以外の大学に在学する場合の話です。

  • 就職活動に手こずりすぎて勉強する時間が減ってしまった
  • 趣味や遊びなどの欲に勝てなかった
  • 国家試験に出ないようなところを掘り下げすぎて時間切れ ★★
  • 勉強法がそもそも臨床検査技師国家試験に合わない方法 ★★
  • ノートを綺麗に作り込むことで勉強をした気になり、目的と手段が逆になっている ★★★
  • コミュ障っぽい人 ( ごめんなさい、偏見かもしれませんがなぜか多いです ) ★は無し

■ 特に落ちる可能性が高い人

の数が多いものに該当すればするほど単純に落ちる可能性が高まると思っていただいてOKです。
の数が多いほど、本人は落ちるかもしれないということを自覚していない可能性が高く、気付くことが難しいです。そのための数を多くしています。
が多い項目に該当する人は言い方が悪いですが実際に落ちないと本人は分からないです。落ちてもなお、気が付かないかもしれません。
そのため、もう一度自身が2つ以上の項目に該当していないかを考えてみて下さい。
2つ以上の項目には、少なくともこの記事を読んだ人には絶対に該当して欲しくない ( 今後は修正してほしい ) 項目です

■ 落ちないようにするべきこと

落ちる人のパターンを踏まえた上で不合格にならないためにすべきことは?
簡単です。
上記“落ちる人のパターン”と逆のことをすればいいだけです。
というのは、あまりに単純すぎますね。
パターン別に具体的に説明すると

  • 単純に勉強不足、勉強を開始する時期が遅すぎた

については、国家試験の勉強は早ければ早いほど有利になります。こなせる問題数も復習回数もその分多くなるからです。できる限り早めに勉強に取り掛かりましょう。理想は4回生 ( 専門学校なら3回生 ) になった4月の時点で余裕をもって国家試験勉強に取り掛かる事です。

  • 大学自体が国家試験対策に力を入れておらず周りに流される ( 一部の上位国立大学は除く )

については、自身が臨床検査技師を目指しているのなら周りの雰囲気に流されず、自分主体で勉強を進めていきましょう。落ちた理由にこれを言う人がいますがはっきり言ってダサいです。大学は本来研究機関であって国家試験とは関係ないです。専門学校は別ですが、専門学校で国家試験に関する講義等をしない学校は恐らくないですよね。国家試験は自己責任です。

  • 就職活動に手こずりすぎて勉強する時間が減ってしまった

については国家試験が合格できるか微妙なラインであるなら優先度は圧倒的に就職活動<<<国家試験勉強で勉強を優先すべきです。国家試験が不合格となれば内定を取り消す病院の方が多いです。一部ですが検査センターでも内定を取り消す企業もあります。内定がないのはキツいかもですが、それよりも勉強を疎かにして万が一不合格になった場合、国家資格と内定の両方を失うことになりリスクが大きいです。就職活動は免状さえ取得すればいつでもできますが、国家試験は年に1回です。

  • 趣味や遊びなどの欲に勝てなかった

については時間管理の徹底をお勧めします。
何時から何時までは勉強、何時からは趣味や遊びの時間というようにするといいと思います。要はONとOFFの切り替えをハッキリしましょうという事です。ただし、決めたら厳守です。なぜこのタイプでは時間管理を強調するかというと趣味 ( 特にアニメ系が多い ) のイベント等があるたびに意識がそっちに向いてしまい勉強を後回しにしがちだからです。趣味は息抜きにはいいと思います。ただ、イベント等の度に集中が切れてしまっては本末転倒です。だからこのタイプは時間管理を徹底すべきなのです。

  • 国家試験に出ないようなところを掘り下げすぎて時間切れ

については、過去問を解きまくりましょう。過去問を一番重視して下さい。過去問をやらずに合格することは不可能ですが、過去問のみをやって合格することは可能です。なぜ?なぜ?と疑問を持つ事は大切で、知的好奇心が高い人なのだと思います。しかし、資格試験の勉強でタイムリミットがある場合はある程度のところで妥協じゃないですけど、これはこうゆうものなんだと考えてインプットしていく事が国家試験合格への近道です。

  • 勉強法がそもそも臨床検査技師国家試験に合わない方法

については、はっきり言って臨床検査技師国家試験は暗記ゲーです。暗記という作業をせずして合格することは不可能です。このパターンの人は“暗記した知識”の絶対量が少ないはずです。暗記は萎えますが、合格したければ我慢して暗記しましょう。

  • ノートを綺麗に作り込むことで勉強をした気になり、目的と手段が逆になっている

については、やってしまっている人は今すぐやめましょう。その綺麗にまとめたノート、試験会場に持ち込めますか?ってことです。ノートに書くことが勉強ではありません。それはただの作業です。覚えたことを知識として頭に入れることが勉強です。手段としての“ノートに書く”ということが自分に合っているのであればOKですが目的が“ノートに書く”ことになってしまっては無意味です。そもそも、インプットに必ずペンとノートが必要な訳ではありません。プラスミド自身も書くことは時間の無駄だと考え暗記する文章をPCで打ち込み、それを印刷した紙とキーワードを隠す赤い下敷きのみで勉強をしていました。このパターンの人は国家試験合格に必ずしも必要でないものに時間をかけている訳ですから落ちるのは当然と言えば当然です。

  • コミュ障っぽい人 ( ごめんなさい、偏見かもしれませんがなぜか多いです )

については、コミュ力を高めましょう。
嘘です。
このパターンの人が一定数いるのですが、正直なぜ不合格なのかは分からないです。恐らくですが 、あまり積極的なタイプの人ではないため周りがどのように勉強を進めているのかが分からず、出遅れるパターンか、あるいは周りがどのように勉強をしているのかが分からないため自分に足りない部分が見出せず、不合格になっているのかなと思います。そういった意味では模擬試験の結果や順位が分かる試験の結果をよく客観視して周りと自分の勉強の進捗度等を比べながら勉強を進めていくといいのかもしれません。

以上です。

■ すでに落ちた人は落ちた理由を分析して次に繋げる

すでに落ちた人にもアドバイスをするとしたら、まず自身が前述した“落ちる人のパターン”に該当していないかをよく考えてください。
どうですか?
該当する項目が絶対にあるはずです。
1つの項目にのみ該当するのであれば、勉強さえすれば恐らく来年は合格しているでしょう。
この項目はその人の勉強のポテンシャルとは関係がない項目だからです。1つの項目は単に勉強に割いてきた時間が少なかっただけなので、すぐに勉強に取りかかれば次は合格できるはずです。
問題なのは2つ以上の項目に該当する人です。
これらの項目は“勉強のやり方”に関する項目なので単純に修正がしにくいです。( 本人の性格にもよりますが )
さらに、何度も落ちてしまうパターンの人はこの項目に該当していることがほとんどです。
自分が2以上の項目に該当していることを素直に認めることができる人であれば次は合格できる可能性はあると思います。
資格試験の勉強方法としては遠回りなやり方だったと認識することができれば修正することもできるからです。
ただ、言い方が悪いかもしれませんが、2つ以上の項目に該当する人はプライドが高い人や柔軟性がない ( 頑固 ) な人が多い気がします。そのため、修正がしにくいのです。
独自の方法でやっており、
プライドが高い、柔軟性がない ( 人が多い ) ため人の意見を聞き入れなかったり、そもそも自分のやり方に疑問を持たない → 何度も落ちてしまう
の負のループです。
2つ以上の項目に該当すると自身で気が付いた人は今すぐリセットして下さい。
国家試験の勉強を始めた日から、試験当日までやってきたことを一旦リセットして、今までやってきた勉強法はやめましょう。不合格になったということは、逆に考えると間違った勉強法だったということの証明です。
前述した“落ちないようにすべきこと”の部分をよく読んで勉強法を変えましょう。
もっと詳しく勉強法について知りたい人は臨床検査技師国家試験の勉強法と最短で合格するための思考法裏解答で臨床検査技師国家試験に受かるための具体的な勉強法の記事で解説していますので参考にして下さい。

■ 身近な知り合いで国試に落ちた4人のその後

プラスミドの友人や身近な知り合いで現役時の国家試験に落ちた人が4人いたのですが、その人達のその後にも少し触れておきます。

結論から言うと、この4人のその後はそれぞれ…

  • 役時の試験を含め3回目で合格
  • 現役時の試験を含め2回目で合格
  • 3回目の不合格時に諦めた
  • 現役時に不合格になった時点で諦めた

です。

因みに、落ちたときに言っていた本人達なりの落ちた原因は…

【 最終的に合格した2人 】

  • 現役時の試験を含め3回目で合格した人は要約すると趣味・勉強不足
  • 現役時の試験を含め2回目で合格した人は大学が試験対策に力を入れていなかったから ( ダサい言い訳と思いましたが、、、翌年合格できて良かったです )

【 最終的に諦めた2人 】

  • 3回目の不合格時に諦めた人は勉強不足? ( 自分が落ちた理由もよく分かっていない感じでかなり開き直っていました )
  • 現役時に不合格になった時点で諦めた人は免状がなくても大卒だし、 ( 検査センター ) 正社員だし、もう勉強とかしたくない

とのことでした。

最終的に合格した2人はそれぞれ病院、検査センターで勤務 ( どちらも正社員で週5日勤務 ) しながら、帰宅後や休日に勉強を続けていました。
3回目で合格した人は2回目に落ちた次点で”自分のやり方のままでは合格できない”と悟ったのか、いろんな人に相談するようになり、積極的に意見を求め、明らかに勉強への取り組みが変わったと感じました。そして、次の年に合格しました。

諦めたうちの1人は病院の内定を取り消され、アルバイトを週3日ほどしながら勉強をしていたようですが、3回目の試験に落ちた次点で諦めたようです。
もう1人は前述の通り、新卒時に内定を得ていた検査センターで勤務していますが、2度目の国家試験に挑戦することなく早々と諦めたようです。

最終的に諦めた2人が“落ちる人”のどのパターンに当てはまっていたかを客観視してみると
3回目の不合格時に諦めた人はノートを学生時代からとてもきれいに作り込んで自己満足しているように感じました。性格面でも少々頑固なところがありました。自分のやり方に固執しており、落ちた理由を深く考えていなかったです。現役時に落ちた当初はかなり開き直っていました。
現役時に不合格になった時点で諦めた人はとにかく暗記する事が嫌いで勉強そのものにも主体的に取り組む姿勢が低かったようです。とてもプライドが高い人で、もう一度勉強をやり直すことが恥ずかしいと感じているような印象を受けました。プライドが高いゆえ自分の現状を受け入れられず、かと言って勉強をし直すことは負けを認めるようで現実逃避したのかなと個人的には感じました。

現役時~それぞれのその後を見てきてプラスミドが感じたことは、最終的に合格 or 不合格の分かれ道となるのは本人自身が”自分が落ちた理由”に気が付き、それを修正してやり直せるかどうかが大切だということです。

さらに、週5日仕事をしながら勉強を続けて合格できた2人より、週3日ほどのアルバイトをしていて3回不合格になった人の方が勉強できる時間もあったはずです。このことから、再挑戦組にとって時間は関係なく、それよりも本人たちがどれだけ本気か、自分が修正すべき点を見出して如何にコミットできるかが鍵だと思います。

■ さいごに

臨床検査技師を目指しているのに国家試験に落ちたらすべて台無しです。
内定も年単位の時間も学費も全てです。

「 俺は内定先が ( 内定の取り消しをしない ) 検査センターだから落ちても別にいいや 」と思っている人も今はそれでいいかもしれませんが、免状を取得していなければ、いずれ検査とは関係がない部署に異動させられるということもあるのです。そうなったとき、理不尽な異動なのに何も言えず自分には選択肢も無く、なされるがままな事に気がつくはずです。
その職場で今まで自分が習得してきた技術や知識を活かそうにも、免状がないと再就職が難しいからです。
プラスミドの知り合いでも内定を取り消されず入社できた検査センター勤務で「 俺はこの会社に一生しがみつく 」と言っている人もいます。その方はまだ30代前半です。免状さえあれば選択肢が他にもあったはずで、少なくとも「しがみつく」なんて言い方にはならないはずです。そもそも「 会社にしがみつく 」なんて考えは人材の流動性も高い現代で、さらに大手企業でも早期退職を募ったりしているこの令和の時代においては捨てるべき考えなのですが、、、
少し話が逸れました。

一言でまとめると
臨床検査技師の免状が特別なものであるとは一切思いません。しかし、自分の将来の選択肢を増やす ( キャリア構築の幅を広げる ) ためにも、不合格にならないように準備をして、不合格になった人は勉強法等を見直して再挑戦する事をお勧めします。

ファージ
ファージ

一部厳しい表現もあり、不快になった人もいるかもしれません。しかし、不合格になってしまった人はまずは、自分が落ちた原因を深く考えて自分自身と向き合う事が再挑戦へのスタートとなるのです。

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