第63回 ( 2017年 ) AM81~AM100

臨床検査技師国家試験第63回 ( 2017年 )
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81. 補体

  • 血中濃度はC3が最も高値である
  • レクチン経路は自然免疫に関与する
  • C3a・C4a・C5aはアナフィラトキシンとして作用する
  • B因子は副経路にのみ関与する
  • C1複合体形成にカルシウムイオンを必要とする

82. 麻疹ワクチンは生ワクチンである

  • このほか ,風疹・流行性耳下腺炎・水痘・結核 ( BCG ) なども生ワクチンである

83. BCR-ABL融合蛋白は腫瘍細胞 ( 慢性骨髄性白血病 ) で特異的に産生される

  • NSEは神経芽細胞腫や肺小細胞癌 ,hCGは絨毛癌や奇形腫 ,SCCは扁平上皮癌 ,CA15-3は乳癌や卵巣癌で産生される

84. 疾患-アレルギー型

  • 膜性腎症Ⅲ型アレルギー
  • Basedow病-Ⅴ型アレルギー
  • アトピー性皮膚炎-Ⅰ型アレルギー
  • 自己免疫性溶血性貧血-Ⅱ型アレルギー
  • 特発性血小板減少性紫斑病 < ITP > -Ⅱ型アレルギー

85. フローサイトメトリ

  • 核内DNA量を測定できる
  • 蛍光色素標識モノクローナル抗体を用いる
  • 測定器の光源にレーザーが用いられる
  • ラテックスビーズなどの人工粒子も測定できる
  • 前方散乱光から細胞の大きさに関する情報が得られる
    • 細胞の内部構造に関する情報は側方散乱光から得られる

86. ABO式血液型判定

  • ウラ検査は血球濃度3~5 %でおこなう
  • オモテ検査とウラ検査を両方おこなう
  • カラム法でも部分凝集が判定できる
  • 部分凝集がみられるときは亜型の可能性がある
  • スライド法では判定用抗体滴下後よく混和して2分程度で判定する

87. 患者がO型であるとき ,O型以外の赤血球製剤を輸血すると急性溶血反応が起こる

  • A型やB型では同型の赤血球製剤かO型赤血球製剤が適応でき ,AB型ではABO血液型すべての赤血球製剤が適応できる

88. 血液製剤とその使用目的

  • アルブミン製剤は出血性ショックや難治性浮腫などの病態改善を目的として用いられる
  • 新鮮凍結血漿は凝固因子の補充を目的とする
  • 赤血球液は末梢循環系への酸素補給を目的とする
  • 血小板濃厚液は手術前患者の血小板数を 5万 / μl 以上にすることを目的とする

89. 直接抗グロブリン試験の目的として赤血球感作蛋白の検査自己免疫性溶血性貧血の検査がある

  • 不規則抗体の検査・抗体解離試験の抗体特異性の検査・新生児溶血性疾患の母親血清の検査は間接抗グロブリン試験でおこなう

90. 予防

  • がん検診-二次予防
  • 健康教育-一次予防
  • 予防接種-一次予防
  • 精神科デイケア三次予防
  • リハビリテーション三次予防

91. 平成25年 ( 2013年 ) 国民生活基礎調査において65歳以上男性の要介護者等で介護が必要となった主な原因のうち最も多いのは脳血管疾患 ( 18.5 % ) である

  • 最新の大規模調査年である令和1年 ( 2019年 ) 国民生活基礎調査における介護が必要となった主な原因のうち最も多いのは認知症 ( 17.6% ) で次いで脳血管疾患 ( 16.1% ) となっている

92. 疾患あり100人 ,疾患なし100人の合計200人の集団に対し ,スクリーニング検査を実施したところ感度が90 % ,特異度が40 %であったとき2×2表は

第63回午前問92画像

となる

  • 感度は 真陽性 / ( 真陽性+偽陰性 ) ×100 で求めることができる
  • 特異度は 真陰性 / ( 偽陽性+真陰性 ) ×100 で求めることができる

93. 虚血性心疾患のリスクファクターとなるものに喫煙・高血圧・糖尿病・脂質異常症などがある

  • 高身体活動は虚血性心疾患のリスクファクターとならない

94. 労働基準監督署は国直轄の衛生行政機関である

95. 100 kΩの抵抗器にもう1つの抵抗器を並列に接続し ,それらの合成抵抗を50 kΩとしたいとき ,接続すべき抵抗器の抵抗値 [ kΩ ] は100 kΩである

  • 並列の抵抗器R1 ,R2の合成抵抗Rは 1 / R=1 / R1+1 / R2となる

96. 回路

第63回午前問96画像
  • 高域通過回路として機能する
  • 回路の時定数はC×Rで表される
  • 短波形を入力すると微分波形が出力される
  • Cの容量が大きいほど遮断周波数は低くなる
  • 遮断周波数では出力電圧は入力電圧の 1 / √2 となる

97. サーマルアレイ式記録器

  • 記録に感熱紙を使用する
  • 信号をデジタル変換している
  • 波形と同時に目盛りも記録できる
  • 数kHz程度までリアルタイム記録できる
  • サーマル素子の密度は 8個 / mm 程度である

98. ASCIIは7桁の2進数による文字コードである

  • JLAC10は臨床検査項目分類コード ,JPEGは静止画像のデジタルデータの圧縮方式の一つ ,MEDLINEは医学文献情報のオンラインデータベース ,UNIXはコンピューターオペレーティングシステムの一つである

99. 検体番号は個人情報に該当しない

  • 診察カード・検査依頼書・検査報告書・検査済みの血液は個人情報に該当する

100. エチレンオキサイドガス滅菌では滅菌後に充分なエアレーションが必要である

  • 160~200 ℃で30分から2時間の加熱をするのは乾熱滅菌 ,絶対気圧 2 kg / ㎠ 以上に加圧するのは高圧蒸気滅菌である

画像の出典:臨床検査技師国家試験 第63回 午前 別冊

■ 続きの解説は《 こちら

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