第66回 ( 2020年 ) 解説 AM1~AM20
1. 臨床検査室において尿浸透圧の測定に用いられるのは氷点降下法である ガラス電極法はpHの測定で用いられる 屈折計法・陽イオン抽出法・メタクロマジー法は尿比重の測定で用いられる 2. 偽痛風で関節液中に認められるのはピロリン酸カルシウム結...
第66回 ( 2020年 ) 解説 AM21~AM40
21. 1回呼吸法による肺拡散能力 ( DLco ) の測定用吸入ガスには4種混合ガス ( CO・He・N2・O2 ) が用いられる CO2は含まれない 22. 静肺コンプライアンスが上昇する疾患に肺気腫 ( 慢性閉塞性肺疾患:COPD )...
第66回 ( 2020年 ) 解説 AM41~AM60
41. レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ < LCAT > 反応の生成物はリゾレシチンとエステル型コレステロールである レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ < LCAT > は遊離型コレステロールとレシチンからリゾ...
第66回 ( 2020年 ) 解説 AM61~AM80
61. 白血球細胞の細胞表面マーカーでCD5 , CD20及びCD23が陽性であったとき , 考えられるのは慢性リンパ性白血病 ( CLL ) である 慢性リンパ性白血病 ( CLL ) ではBリンパ球が単クローン性に増殖する Bリンパ球は...
第66回 ( 2020年 ) 解説 AM81~AM100
81. 血液型検査の結果 A型新生児であることが考えられる 新生児では抗体が検出されないため , ウラ試験は陰性となる ( 母親から移行した抗体が反応することがある ) A亜型は抗A試薬との反応は減弱し , 抗B抗体は検出される キメラでは...
第66回 ( 2020年 ) 解説 PM1~PM20
1. 慢性骨髄性白血病ではRT-PCR法が診断に有用である 慢性骨髄性白血病でみられるBCR / ABL1キメラmRNAの定量にRT-PCR法が用いられている BCR-ABL1融合遺伝子は慢性骨髄性白血病の90%以上 , 急性リンパ性白血病...
第66回 ( 2020年 ) 解説 PM21~PM40
21. 健常成人で加齢とともに増加するのは残気量である 加齢にともない肺の弾性収縮力が低下するため , 肺内に残存する空気が多くなり , 残気量は増加する 1秒率・1秒量・肺活量・努力肺活量は加齢により低下する 22. 健常成人の超音波検査...